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かぜ・乾燥対策商品の売り上げが伸長
~ドラッグストア、食品スーパーマーケット 対前年伸び率TOP20カテゴリを発表【 2024年12月 】~

ビッグデータプラットフォームを運営する株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之、証券コード4416)は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2024年12月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。当月は風邪対策商品、乾燥対策商品が売り上げを伸ばしました。ドラッグストアで「鎮咳去たん薬」の売り上げが前年同月と比べ約3割、「かぜ薬」が2割増加し、食品スーパーマーケットでも「かぜ薬」が約2割増加しました。他にも水分補給ができる「スポーツドリンク」、免疫力ケアをうたった商品がふくまれる「乳酸飲料」が両業態で売り上げを伸ばしています。当月12月は気温や湿度が低かった影響で、「ボディローション・クリーム」「リップクリーム」など乾燥対策商品の売り上げも伸長しました。

【12月の消費動向】


■「鎮咳去たん薬」「かぜ薬」「スポーツドリンク」など風邪関連商品の売り上げが伸長
インフルエンザの患者数が増加し、多くの都道府県で「警報レベル」を超えた12月は、風邪関連商品の売り上げが伸長しました。ドラッグストアで「鎮咳去たん薬」の売り上げが前年同月比32.9%増加、「かぜ薬」が同20.0%増加、「スポーツドリンク」が同12.2%増加し、食品スーパーマーケットでも「かぜ薬」が同17.6%増加しました。1月も感染の流行は続いており今後の動向も注視していきたいところです。

■乾燥対策・スキンケア商品の売り上げが伸長 
東京都心では12月中に1.0ミリ以上の雨が降った日がなく、乾燥した日が続きました。ドラッグストアでは肌の乾燥対策商材が好調で、「ボディローション・クリーム」の売り上げが前年同月比18.3%増加、「リップクリーム」が同16.4%増加、「ハンドクリーム」が同14.2%増加しました。

「米」の売上個数は5.9%減少
食品スーパーマーケットでは「米」の売上金額は前年同月比51.3%増加したものの、売上個数では同5.9%の減少でした。ドラッグストアでも同様の動きをしています。米カテゴリ全体の平均売価は前年同月と比べ上昇しており、今後の推移が注目されます。

■その他の好調商品
食品スーパーマーケットで「魚肉ソーセージ」の売り上げが前年同月比28.2%増加しました。タンパク質の補給をうたった商品や、魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の一種であるDHAを補給できる商品が前年同月と比べ好調です。アルコール飲料では「スピリッツ」の売り上げが前年同月比13.0%増加、「ウィスキー」が同10.3%増加しました。

〈2024年12月の集計データについて〉

  • 生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
  • 数値…小数点以下第二位を四捨五入  
  • データ集計期間…2024年12月1日~12月31日
  • データ抽出日…2025年1月20日  ※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです

データ出典:True Data
全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません。

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