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ビッグデータプラットフォームを運営する株式会社True Data（トゥルーデータ／本社：東京都港区、代表取締役社長：米倉 裕之、証券コード4416）は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2024年11月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。当月は食品スーパーマーケットで冷凍食品が前年同月と比べ売り上げを伸ばしました。「冷凍ピザ・グラタン」の売上金額が前年同月比29.4%増加、「冷凍農産素材」が同21.6％増加、「冷凍水産素材」が同14.7％増加しました。その他、「台所用漂白剤」や「パック」などのカテゴリが売り上げを伸ばしました。

■2024年11月のポイント
・「米」の売上金額が前年同月比57.9％増加、売上個数は同2.2％減少（食品スーパーマーケット）
・「冷凍ピザ・グラタン類」「冷凍農産素材」など冷凍食品の売り上げが伸長（食品スーパーマーケット）
・新製品が好調な「台所用漂白剤」の売り上げが伸長（ドラッグストア・食品スーパーマーケット）　

価格の上昇が話題になっている「米」は食品スーパーマーケットで売上金額が57.9％増加しました。売上個数は9月、10月と連続で前年同月比10％以上減少していましたが、家庭で備蓄していた米を消費したためか、当月は2.2％の微減にとどまりました。

食品スーパーマーケットで冷凍食品の売り上げが伸長しました。冷え込む日も多かった11月は寒くなると売り上げが伸長する「冷凍ピザ・グラタン類」の売上金額が前年同月比29.4％増加しました。他にも農作物に比べ価格が安定している「冷凍農産素材」が同21.6％増加、シーフードミックスなどの「冷凍水産素材」が同14.7％増加しました。

「台所用漂白剤」の売り上げが伸長しました。ドラッグストアで前年同月比27.6％増加、食品スーパーマーケットで同28.5％増加しました。売上個数ランキング1位の「キッチン泡ハイター」が2024年4月に、発売27年目で初となる商品リニューアルをし、塩素臭が気にならない商品を発売しました。これらの商品が好調なことなどがカテゴリ伸長の要因としてあげられます。

ドラッグストアで「パック」の売り上げが好調です。売上金額が前年同月比18.5％増加、売上個数は同16.3％増加しました。当社の購買データ分析ツール「Dolphin Eye」で、2023年12月から1年間の月次売上の推移をみると全ての月で売上金額が前年同月を上回っています。

【参考】ドラッグストアにおける「パック」カテゴリの売上金額推移

購買データ分析ツール　「Dolphin Eye」
業態　：　ドラッグストア
集計期間　：　2022年12月～2024年11月
データ抽出日　：　2024年12月25日
数値（買物指数／円）　：　来店者数100万人あたりの売上金額

〈2024年11月の集計データについて〉
・生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・数値…小数点以下第二位を四捨五入　　
・データ集計期間…2024年11月1日～11月30日
・データ抽出日…2024年12月17日　　※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです

データ出典：True Data
全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません。