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好調続く「リップクリーム」ドラッグストアで売り上げが4割増加
~ドラッグストア、食品スーパーマーケット 2023年11月対前年伸び率TOP20カテゴリを発表~

ビッグデータプラットフォームを運営する株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之、証券コード4416)は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2023年11月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。ドラッグストアで「リップクリーム」の売り上げが前年同月と比べ40.8%増加しました。前年までマスク着用により需要が減少していた反動も考えられます。今後マスクで隠れていた部分の化粧品がどのような動きをみせるのか注目されます。

■2023年11月のポイント

・好調続く「リップクリーム」売り上げが4割増加(ドラッグストア)

・訪日外国人にも需要が高い「パック」「かぜ薬」「鎮咳去たん薬」の売り上げが好調(ドラッグストア)

・「使い捨てカイロ」の売り上げが3割強増加、寒暖差の影響も(ドラッグストア・食品スーパーマーケット)


ドラッグストアで前年同月と比べ最も売り上げを伸ばしたのは「リップクリーム」でした。売上金額は前年同月比40.8%増加(売上個数は33.2%増加)し、3カ月連続で伸び率ランキングの1位を記録しました。食品スーパーマーケットで最も売り上げを伸ばしたのは、消臭スプレーや洗濯用消臭ビーズなどが含まれる「衣料用処理剤・香りづけ」で前年同月比37.8%増加(売上個数は8.8%増加)しました。5月に発売された大容量の商品などがけん引し、売上金額が伸びています。

訪日外国人にも需要がある「パック」「かぜ薬」「鎮咳去たん薬」の売り上げがドラッグストアで伸長しました。「パック」は前年同月比40.3%増加、「かぜ薬」は同27.0%増加、「鎮咳去たん薬」は同26.9%増加し、伸び率ランキング上位にランクインしました。訪日外国人が増えていくなか、今後の動向が注目されます。

その他のカテゴリでは「使い捨てカイロ」の売り上げがドラッグストア、食品スーパーマーケットで伸長しました。前年11月の平均気温が高かったこと、本年は前日との気温差が大きく冷え込む日があったことなどにより、売り上げが伸びたと考えられます。食品スーパーマーケットでは「トマトジュース」「乳酸飲料」「蜂蜜」「乳酸菌飲料」などが売り上げを伸ばしました。健康意識の高まりから購入意欲が高まっているのかもしれません。

〈2023年11月の集計データについて〉
・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・数値…小数点以下第二位を四捨五入  
・データ集計期間…2023年11月1日~11月30日
・データ抽出日…2023年12月13日  ※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです

データ出典:True Data
全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません。

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