- プレスリリース
ビールの売上金額が増加、“減税の影響”と“前年の値上げ売上減による反動”も
~ドラッグストア、食品スーパーマーケット 2023年10月対前年伸び率TOP20カテゴリを発表~
ビッグデータプラットフォームを運営する株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之、証券コード4416)は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2023年10月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。当月は、「ビール」の売り上げが前年同月と比べ増加しました。「ビール」は2023年10月から酒税が引き下げられた影響と、前年2022年10月の値上げによる売上減の反動で、食品スーパーマーケットで売上金額が前年同月比20.7%増加、ドラッグストアで同15.4%増加しました。前年の値上げと当年の減税により価格変動が起こった「ビール」は、需要が伸びる年末年始にどのような購買行動が見られるかが注目されます。
■2023年10月のポイント
- 「ビール」は当年の減税の影響と、前年の値上げによる売上減の反動で、売上前年比が増加
- 訪日外国人にも需要がある「かぜ薬」の売り上げが3割以上増加
- 乾燥対策で「リップクリーム」の売り上げが5割増加(ドラッグストア)
「ビール」は2023年10月に酒税改正による減税で価格が下がりました。前年の2022年10月は値上げにより売り上げが大きく減少した為、その反動もあり、売上前年比が増加しました。
訪日外国人にも需要が高い「かぜ薬」が前年同月と比べて売り上げを大きく伸ばしました。ドラッグストアで前年同月比33.7%増加、食品スーパーマーケットで38.9%増加しました。寒暖差による体調不良などによりニーズが高まっていることも要因と考えられます。
ドラッグストアで「リップクリーム」の売り上げが前年同月と比べ52.3%増加し、前月に続き伸び率ランキングの1位を記録しました。「リップクリーム」は冬に向けて売り上げが増加する商品のため、本格的に寒くなる11月以降も前年超えの売り上げが続くか注目されます。
〈2023年10月の集計データについて〉
- カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
- 数値…小数点以下第二位を四捨五入
- データ集計期間…2023年10月1日~10月31日
- データ抽出日…2023年11月20日 ※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです
データ出典:True Data
全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません。
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