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全国の消費者購買データを扱う株式会社True Data（トゥルーデータ／本社：東京都港区、代表取締役社長：米倉 裕之）は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2023年2月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。当月はドラッグストアで「鼻炎用薬」、「目薬」の売り上げが前年同月に比べ二桁伸長しました。今季スギ花粉の飛散時期は前年より早く、累計飛散量も前年より多かったことから、花粉症対策商品を購入する人が増えたと思われます。

2023年2月のポイント

• ドラッグストアで花粉症関連の商品が売り上げを伸ばしました。「鼻炎用薬」は前年同月と比べ63.6％増加、「目薬」は18.7％増加しました。2022年12月下旬に環境省から今季の花粉飛散量は多くなると予報が発表されており、飛散量がピークとなる前に対策をする人が前年より多かったと考えられます。

• 食品スーパーマーケットで前年同月と比べ最も売り上げが伸びたのは「乳酸菌飲料」で、29.2％増加しました。当社の購買データ分析ツール^※1で確認すると、「乳酸菌飲料」カテゴリの商品ランキング1位は睡眠の質向上をうたった「ヤクルトY1000」でした。2022年9月に発売された「ピルクル ミラクルケア」も6位にランクインしており、睡眠関連のニーズは継続しています。

• 「水産缶詰」（マグロ・カツオ以外）の売り上げが伸長しました。食品スーパーマーケットで前年同月比

25.7％増加、ドラッグストアで13.1％増加しました。当社の購買データ分析ツール^※2で確認すると食品スーパーマーケットではいわし蒲焼缶詰や、さばの水煮缶などが前年同月と比べ売り上げを伸ばしています。3月から値上げを発表しているメーカーもあるため、値上げ前の買い置き需要が考えられます。

• その他、食品スーパーマーケットでは「猫用品・用具」、「軽失禁用品・用具」、「ベビーフード」、「マヨネーズ」などが売り上げを伸ばしており、値上げの影響が考えられます。

※1　True Data「Eagle Eye」

※2　 True Data「Dolphin Eye」　

〈2023年2月の集計データについて〉

・数値…小数点以下第二位を四捨五入　　

・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計

・データ集計期間…2023年2月1日～2月28日

・データ抽出日…2023年3月20日　　※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです

データ出典：True Data

全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません。