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ワクチン追加接種の影響か「解熱鎮痛薬」「スポーツドリンク」が伸長 
~ドラッグストア、食品スーパーマーケット 2022年1月の伸び率TOP20カテゴリを発表 ~ ※2022年2月25日更新

株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之) は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2022年1月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。新型コロナワクチンを追加接種する人が増え始めた1月は、ワクチン接種による副反応への備えとして買われたためか「解熱鎮痛薬」や、「スポーツドリンク」の売り上げが伸長しました。また、売り上げの好調が続いている 「乳酸菌飲料」が当月はドラッグストアで伸び率ランキング1位となっており、コロナ下におけるヘルスケア商品の需要は継続しています。

2022年1月のポイント

●ワクチン接種による副反応への備え需要か、ドラッグストアで「解熱鎮痛薬」が前年同月比12.8%増と、売り上げを伸ばしました。発熱した場合の水分補給用として買われることも多い「スポーツドリンク」も売り上げを伸ばし、ドラッグストアで前年同月比12.8%増、食品スーパーマーケットで同15.7%増でした。

● 前年に比べて気温の低い地域が多かった影響か、ドラッグストアでは「かぜ薬」の売り上げが前年同月比15.7%増でした。しかし、手洗い、消毒、マスクといった感染症予防の習慣が定着したためか、コロナ前の2020年1月と比べると「かぜ薬」の売り上げは34.4%減少しています。

● 食品スーパーマーケットでは、「サラダ油・天ぷら油」の売り上げが前年同月比18.4%増、「軽失禁用品・用具」は同18.2%増、「ティッシュペーパー」は同15.6%増でした。

● ドラッグストアで最も売り上げを伸ばしたのは「乳酸菌飲料」で、前年同月比15.9%増でした。「乳酸菌飲料」は食品スーパーマーケットでも同14.6%増加しており、食生活で「菌活」を積極的に取り入れたい人などに支持されているようです。


〈2022年1月の集計データについて〉
・数値…小数点以下第二位を四捨五入  
・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・データ抽出日…2022年2月14日  
・全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません

データ出典:True Data
※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです

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当社は日用消費財メーカー企業を対象に、月次レポート「新型コロナウイルスで変化した購買行動分析レポート」を提供しています。レポートでは、ドラッグストア・スーパーマーケットの購買金額、カテゴリ別などのデータを掲載し、新型コロナウイルスの流行による消費の変化をまとめています。

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