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2021年8月 解熱鎮痛薬の売り上げが大幅増
~ドラッグストア食品スーパーマーケット 伸び率TOP20カテゴリを発表 ~

株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之) は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2021年8月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。当月は「解熱鎮痛薬」が大きく売り上げを伸ばし、ドラッグストアで前年に比べ57.7%増、食品スーパーマーケットは47.1%増となりました。新型コロナワクチン接種の副反応対策として購入されたものと考えられます。

2021年8月のポイント

  • 当月最も売り上げを伸ばしたのは、「解熱鎮痛薬」でした。ドラッグストアでは前年の1.5倍以上(前年同月比57.7%増)を記録、食品スーパーマーケットでも前年比47.1%増と大きく売り上げを伸ばしました。ワクチン接種が進み、副反応が出た時の対策として購入されたものと考えられます。

  • ドラッグストアではヘルシーなおやつ需要が増えたためか、「農産珍味」(むき栗、ドライフルーツなど)の売り上げが前年に比べ53.5%増加しました。

  • 過去最多の新規感染者数を記録し、外食が制限されていた2021年8月は、自宅で簡単に食べることができる食品の売り上げが伸びました。食品スーパーマーケットでは、「冷凍ピザ・グラタン類」が前年同月比35.4%増、「カップ麺」が16.5%増、ドラッグストアでは「インスタント袋麺」が前年同月比28.3%増、「カップ麺」が19.1%増、「米飯加工品」が18.2%増となりました。

ドラッグストアでは、「ヘアトリートメント・パック」が前年同月比10.5%増、食品スーパーマーケットでは「入浴剤」が10.9%増と、売り上げを伸ばしました。夜のおうち時間が増えたことで、ゆっくり湯船に浸かり、トリートメントで髪のケアをするなどバスタイムを充実させている人が増えたのかもしれません。

■カテゴリ別 対前年伸び率ランキングTOP20 (2021年8月)

〈2021年8月の集計データについて〉

・数値…小数点以下第二位を四捨五入  

・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計

・データ抽出日…2021年10月5日  

・全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません

データ出典:True Data

※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです

■ 「新型コロナウイルスで変化した購買行動分析レポート」について

当社は日用消費財メーカー企業を対象に、月次レポート「新型コロナウイルスで変化した購買行動分析レポート」を提供しています。レポートでは、ドラッグストア・スーパーマーケットの購買金額、カテゴリ別などのデータを掲載し、新型コロナウイルスの流行による消費の変化をまとめています。

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