- プレスリリース
食品スーパー7月の購買金額が前年比5.6%増加
~ドラッグストア、食品スーパーともに「購買件数減少」・「購買単価増加」でワンストップ傾向が継続~
ビッグデータマーケティングの株式会社True Data (トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之) は、当社が保有する統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2020年7月の消費動向を発表します。ドラッグストアの購買金額は前年同月比0.4%減少、食品スーパーマーケットは5.6%増加しました。通常は夏場に売り上げが下がる「マスク」ですが、本年7月は前月に引き続きドラッグストア、食品スーパーマーケット両業態で売り上げを大きく伸ばしています。
■ドラッグストア
・全国ドラッグストアにおける2020年7月の1店舗あたりの購買金額は前年同月比0.4%減少しました。6月は2.0%増加でしたが7月はマイナスに転じました。
・1店舗あたりのレシート枚数は前年同月比2.5%減少しましたが、1レシートあたりの購買金額が2.2%増加しました。
・「マスク」が前年と比べ11倍強、「殺菌消毒(指定医薬部外品)」は約10倍など、ランキングTOP10の1位から4位までは6月と同じくウイルス感染対策で購入される商品でした。
・ランキング6位から10位は食品カテゴリでした。「竹輪」や「インスタント袋麺」など、時間や手間をかけずに食べることのできる食品が売り上げを伸ばしています。
■食品スーパーマーケット
・全国食品スーパーマーケットにおける2020年7月の1店舗あたりの購買金額は前年同月比5.6%の増加でした。1店舗あたりのレシート枚数は前年同月比5.6%減少、1レシートあたりの購買金額は11.9%増加でした。
・カテゴリ別の売り上げ伸び率ランキングTOP10の1位から4位までは日用品がランクインしました。「マスク」が26倍強、「ハンドソープ」は2.6倍を記録しました。 食品スーパーで日用品もまとめて購入するワンストップショッピングの傾向が継続しています。
・6月は前年同月比4.4%増だった「レギュラーコーヒー」が7月は27.4%増、「蜂蜜」は5.3%増から24.8%増へと、それぞれ売り上げ前年比を大きく伸ばしました。
〈2020年7月の集計について〉
・数値・・・小数点以下第二位を四捨五入
・カテゴリ別伸び率ランキング・・・生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・当社が保有する全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません(データ抽出日:2020年8月18日)
■ 「新型コロナウイルス影響下での購買行動分析レポート」について
日用消費財メーカー企業を対象に、新型コロナウイルス影響下におけるドラッグストア・スーパーマーケットの購買金額、カテゴリ別などのデータをまとめた月次レポート「新型コロナウイルス影響下での購買行動分析レポート」を提供しています。
本レポートの抜粋版(ドラッグストア版)はこちらからダウンロードいただけます。
https://www.truedata.co.jp/combat_covid19_report/