- プレスリリース
ドラッグ店で殺菌消毒、マスクが前年の8倍に伸長
2020年6月 ドラッグ店、食品スーパーの実購買データから新型コロナの影響を調査
ビッグデータマーケティングの株式会社True Data (トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之) は、当社が保有する統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2020年6月の消費動向を発表します。ドラッグストアの購買金額は前年同月比2.0%増加、食品スーパーは1.5%増加しました。
ドラッグストアでは「殺菌消毒(指定医薬部外品)」と「マスク」の購買が前年の約8倍に増加するなど、感染予防目的で購入される商品は、前月に引き続き売上を伸ばしました。
■ドラッグストア
・全国ドラッグストアにおける2020年6月の1店舗あたりの購買金額は前年同月比2.0%増加。1店舗あたりのレシート枚数は前年同月比0.5%増加、1レシートあたりの購買金額が1.4%増加しました。
・「殺菌消毒(指定医薬部外品)」、「マスク」が伸長し、前年同月の約8倍を記録しました。その他「ハンドソープ」、「ウェットティッシュ」など感染予防目的で購入される商品も引き続き伸びています。
・「炭酸水」の売上が前年同月比3割増と大きく伸長しました。家飲みや、在宅勤務によるドリンク需要増加の影響が考えられます。
■食品スーパーマーケット
・全国食品スーパーマーケットにおける2020年6月の1店舗あたりの購買金額は前年同月比1.5%の微増でした。1店舗あたりのレシート枚数は前年同月比8.2%減少、1レシートあたりの購買金額は10.5%増加でした。
・「マスク」の売上が前年同月の約22倍を記録しました。
・カテゴリ別伸び率ランキングTOP10の半分以上が日用品でした。食品スーパーで日用品を購入する傾向は継続しています。
・デザートや飲み物をアレンジできる「ホイップクリーム」、「シロップ」や、手作りを楽しめる「プレミックス」(ホットケーキの素、お好み焼きの素等)など、「おうち時間」を充実させるための商品が伸びています。
〈2020年6月の集計について〉
・数値・・・小数点以下第2位を四捨五入
・カテゴリ別伸び率ランキング・・・生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・当社が保有する全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません(データ抽出日:2020年7月21日)
■「新型コロナウイルス影響下での購買行動分析レポート」について
日用消費財メーカー企業を対象に、新型コロナウイルス影響下におけるドラッグストア・スーパーマーケットの購買金額、カテゴリ別などのデータをまとめた月次レポート「新型コロナウイルス影響下での購買行動分析レポート」を提供しています。
本レポートの抜粋版(ドラッグストア版)はこちらからダウンロードいただけます。
https://www.truedata.co.jp/combat_covid19_report/