データ×データの発見クイズ ~常盤勝美のお天気マーケティング【番外編】~ 第20問

こたえと解説

こたえ ・・・ とうもろこし

夏野菜といえば、トマトやきゅうり、なす、オクラなども思い浮かびますが、これらは旬の時期以外も、ハウス栽培や輸入物などで1年中一定の量が流通していますので、10~4月半ば頃にかけて売上がかなり少ないグラフを見ると候補からはずれます。

8月前半の一時的な売上の回復から、お盆関連のものと想像がつきます。お盆休みに親戚一同が集まった場などの食卓で出されるものや、お供え物の需要と考えられます。

※抽出データ                                  株式会社True Data「イーグルアイ」に搭載されている、「野菜_果菜類_とうもろこし」カテゴリ(業態:スーパーマーケット、期間:2020年1月6日~2022年1月2日、データ抽出日2022年1月28日)の週次の購買指数(購買指数は週別購入金額の当該期間平均値を1としたときの比率)。

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株式会社True Data 流通気象コンサルタント 常盤 勝美
〈プロフィール〉
大学で地球科学を学び、民間の気象会社で約20年にわたりウェザーマーチャンダイジング関連サービスに従事。2018年6月、True Dataへ入社し、気象データマーケティングを推進。著書に『だからアイスは25℃を超えるとよく売れる』(商業界)など。気象予報士、健康気象アドバイザー。