ヒント1
時系列のグラフを見ると、売上の山が年に2回あるようです。時期的には3月半ば~5月頃にかけてと、9月半ば~10月半ば頃にかけてです。さらに、横軸に気温、縦軸に購買指数を示した散布図を見ると、売上が高まる時期に対応したおおむね20~25℃の温度帯付近でピークが見られる形となっています。
ヒント2
グラフをよく見ると、それ以外にも年によって各シーズンの売上のピークに少し違う部分があるようです。参考までにその時期の気温傾向を示します。年によるピークの違いを説明できそうな関係が見られそうでしょうか。
また、気温と購買指数の散布図で、売上ピーク期以外の高温帯と低温帯の購買指数を見比べると分かることもあります。高温帯のほうが低温帯より購買指数の値がやや大きいということです。規模の違いはそれほど大きくありませんが、寒いときよりは暑いときの方が、ニーズが強いということになります。
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