データ×データの発見クイズ ~常盤勝美のお天気マーケティング【番外編】~ 第5問

こたえと解説

こたえ ・・・ ゆず

冬至(12月21日~22日頃)の夜にゆず湯につかるという風習を受けて、その直前にゆずのかなり急峻な売上の高まりがあります。ゆずに関する説明のある千葉県のホームページによると、ゆずの旬は11~2月頃。食用としては、漬物やお吸い物などの香りづけに使われることが多いようです。

なお、冬至に関連した商品といえば他に、かぼちゃもあります。確かに冬至の頃は前後と比べて売上が急増していますが、かぼちゃの場合は冬至に限らず年間を通してある程度の売上があり、下図のようにグラフもそれを反映した形になります。

※抽出データ                                  株式会社True Data「イーグルアイ」に搭載されている、「果実_柑橘類_ゆず」及び「野菜_根菜類_かぼちゃ」カテゴリ(業態:スーパーマーケット、期間:2020年1月6日~2022年1月2日)の週次の購買指数(購買指数は週別購入金額の当該期間平均値を1としたときの比率)。

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株式会社True Data 流通気象コンサルタント 常盤 勝美
〈プロフィール〉
大学で地球科学を学び、民間の気象会社で約20年にわたりウェザーマーチャンダイジング関連サービスに従事。2018年6月、True Dataへ入社し、気象データマーケティングを推進。著書に『だからアイスは25℃を超えるとよく売れる』(商業界)など。気象予報士、健康気象アドバイザー、地球温暖化防止コミュニケーター。