流通用語:分散【variance】
分散【variance】 集団に含まれる個々の量的データとその平均値との差を求め、それの2乗をすべて合計する。その値をデータ個数で割算したものをその集団における分散と呼んでいる。なお、イエス・ノー回答のような質的データで…
分散【variance】 集団に含まれる個々の量的データとその平均値との差を求め、それの2乗をすべて合計する。その値をデータ個数で割算したものをその集団における分散と呼んでいる。なお、イエス・ノー回答のような質的データで…
中央値、中位数【median】 集団に含まれる個々の量的データを大きさの順にならべたとき、中央にくる値をいう。この値は、もとの度数分布の山が左にかたよっていると、算術平均値より小さく、最頻値より大きい。データ数が多いとき…
平均値【mean】 度数分布の中心の位置を表す値のひとつである。計算方法によって算術平均、幾何平均、調和平均があるが、単に平均というときは算術平均の意味で用いられる。調査結果の分析において、量的データは平均値の形で取扱わ…
正規分布【normal distribution】 数学的に定義された分布型のひとつ。左右対称で中央が高く両端にスソを引く釣鐘型をしている。中央から左右に標準偏差の約2倍ずつの幅をとると、分布の全面積の95%がそのなかに…
度数分布【frequency distribution】 集団内の個々の対象に量的データ(例えば、家計費)が与えられたとき、その大きさによって適当な幅にクラス分けして、各クラスに含まれる対象数を数えたもの。例えば、家計費…
クロス集計【cross tabulation】 対象者属性(性、年齢など)で調査票を分類し、各分類ごとに質問に対する回答結果を集計するとき、これを属性によるクロス集計という。質問項目同士で行なうこともあり、これは質問間の…
2. 調査設計および実査 データパンチ【data punch】 データの入力処理をいう。
2. 調査設計および実査 ローデータ【raw data】 文字通り「手を加えていないデータ」「元のままのデータ」という。
2. 調査設計および実査 回答誤差【response error】 面接または記入の場において回答結果に発生する誤差で、調査員、回答者、質問文に起因するものがすべて含まれる。具体的な原因としては、①回答者が警戒または見…
2. 調査設計および実査 回収率【response rate】 面接法、電話法、郵送法などで、はじめに抽出選定した対象者数に対する有効回収票(Complete questionnaire)の割合。ただし、調査不能の対象…