2月25日(金)に「現場で気象情報を活用!ウェザーMDセミナー」をオンライン開催

2022年2月25日(金)に、「現場で気象情報を活用!ウェザーMDセミナー」をオンライン開催しました。登壇した当社の流通気象コンサルタント(気象予報士) 常盤勝美は、ウェザーMDの基本と実践法を解説しました。その一部をご紹介いたします。

ウェザーMDの基本
気象は流通業に雨や雪、強風による来店客数の減少、気温による食品や衣料、日用雑貨などの需要の増減など、さまざまな影響を与えます。特に売り上げに大きく影響するのが気温の変化。人間の体は気象の変化により血圧・ホルモンバランスなどが変化し、身体面・精神面にさまざまな影響を受けます。例えば、暑く感じるときは、「体温が上がり過ぎている」というサインであるため、低カロリー商品や、食感の冷たい商品、発汗を促進させる商品などを体が欲します。このような気象による人間の体調や行動の変化を予測することで、お客様のニーズの変化を事前に把握することや、適切な在庫管理などが可能になります。
ウェザーMDを活用し、売り上げが伸びるタイミングを知ることで、店舗全体の売り上げ増を見込めるだけでなく、売り上げが下がるカテゴリとその時期を事前に把握し、惣菜製造量や仕入れ量を抑制することができます。これは、食品廃棄を防ぎ地球環境の保全にもつながります。

ウェザーMDの実践により期待される効果とは

需要予測システムの「売りドキ!予報」とは
True Dataと日本気象協会の共同プロジェクトの需要予測システムの「売りドキ!予報」は、気象予測、客数予測、売筋予測などをエリアごとにご覧いただくことができます。「売りドキ!予報」の活用により、ベテラン社員の経験や勘に頼らず、多くの従業員が、気温変動による売り上げ傾向を予測可能になります。

「売りドキ!予報」は、1か月間の無償トライアルもご用意しております。詳細は、https://www.truedata.co.jp/contactにお問合せ下さい。

ウェザーMDの適確な実践は、ロスを削減し、持続可能な社会への貢献につながります。True Dataは、データを使って意思決定し、改善し、変革を起こす、「データと知恵で未来をつくる人」を増やすことが、持続可能な社会の実現につながると考え、様々な企業と連携したソリューションの展開に、積極的に取り組んでいます。