12月15日(日)、NPO法人ウィメンズアイと気仙沼市が実施する女性向けデジタル研修「デジタルカレッジUP第2期」のオリエンテーションに、当社のメンバーが登壇しました。NPO法人ウィメンズアイは東北エリアを中心に地域女性のエンパワーメント事業に取り組んでおり、「デジタルカレッジUP」は就労やキャリアアップをめざす地域の女性にむけた、Excel・デジタルスキルを学習する3ヶ月のプログラムです。昨年5月に第1期が開催され、17名の方がExcel中級を完了、6名の方がExcel上級を完了されました。
※気仙沼市、「人間の安全保障」フォーラム、True Dataの連携協定についてはこちらから(リンク先:https://www.truedata.co.jp/release20210831/)
今回のブログでは第2期となる「デジタルカレッジUP」登壇の様子をレポートします。
登壇したメンバー4名のうち3名は仕事のブランクや、他業種からの転職経験あり
当社が登壇した目的は、これからエクセルやデータについて学ぶ参加者の皆さんに、学んだ先にどんな仕事があるのか、また女性のキャリア形成について、その実例をご紹介することです。「頑張ったらできる!と感じてもらいたい」「データを使った仕事のイメージをつかんでもらいたい」と、熱い思いで登壇した当社メンバーをご紹介します。
- ゆき…約20年前にパートタイマーとしてTrue Dataへ入社。子供の成長を待って正社員に転換し、現在はアナリスト部門とテクノロジー部門を統括する上席執行役員
- さやか…接客業をしていたが「データ入力の仕事がしたい!」と、True Dataへアルバイトとして入社し、その後正社員に (今回は事前収録した動画で登場)
- すずか…2023年新卒入社。True Dataでインターンを経験し入社。業務の中心はリモートワーク
- いづみ…出産後に家庭に入るが、その後パート勤務を経てTrue Dataで正社員に復帰。地方からフルリモートで勤務
最初に登壇したゆきが、ビッグデータを使ったマーケティングについて解説しました。「料理にたとえるとデータは材料。まずは材料をきれいに洗ったり切りそろえたりといった下ごしらえの後、AIを使ったりして調理をし、最後は見た目を整えてきれいに盛り付けることで活用が可能になります」と、データ活用の流れを説明。続いて、さやか、すずか、いづみの順にバトンを渡していきました。
事前に収録した動画で登場したさやかは、料理に例えると下ごしらえにあたる「商品マスタメンテナンス業務」を、すずかは、同じく下ごしらえの「データクレンジング業務」を、いづみは盛り付けにあたる「データの可視化」と、それぞれ自分が担当するデータ関連のお仕事を説明しました。
まとまった勉強時間が取れなくても…
今回の研修に参加するのは、気仙沼近隣にお住まいの28名の女性たち。子育てや家事、仕事と毎日が忙しく、勉強する時間をつくるのは簡単ではありません。当社メンバーそれぞれが、自分なりに工夫している勉強のコツを紹介しました。
すずか:勉強をする時間を多くとるのは難しいので、本を持ち歩き電車の中などのちょっとした空き時間に読むようにしています
いづみ:時間をとって勉強をしなきゃいけない、と思うのではなく、エクセルで家計簿を作るなど自分の生活に取り入れると楽しく学べると思います
ゆき:ブラインドタッチを覚えるために、テレビを見ている時などにも指でエアータッチをしていました。歩きながらも指を動かしていたので、今も癖になっています
毎日の生活の中でちょっとした時間をみつけて、楽しみながら勉強を続けていただけたら嬉しいです。
会場からの質問に答えました
ラストに会場からの質問をお受けしました。その一部をご紹介します。
――膨大なデータを扱うのは緊張感がありそう。どのようにリラックスをされているのですか
いづみ:ずっと集中して仕事をするのは難しいので、アプリを使って業務時間を管理しています。アプリに従って25分仕事をして5分休憩するとパフォーマンスが上がる気がします。
すずか:自分で業務に区切りをつけることが重要ですね。ずっと業務に集中していると肩や腰が痛くなるので、ストレッチや家の中を歩いたりして、体を動かすようにしています
――いづみさんは事務職から転職されたと話されていましたが、知らない業界に転職するときはどんな気持ちでしたか
いづみ:転職と結婚は試してみないと分からない!と思っています。True Dataとは前職で関わりがあり、どのような会社なのか少し分かっていたので、気持ちは楽でした。
ゆき:自分がこれからどのように生きていくのか、収入を得るのかを一度考えてみるといいですね。失敗したらやり直す、という気持ちを持つことも必要なのかもしれません。
新たな学びをスタートされる貴重な瞬間にご一緒させていただき、ありがとうございました。皆さんの第一歩に、True Dataより心からのエールをおくります!
True Dataへのお問い合わせはこちらから