8月2日(金)に、愛媛県立松山南高等学校から20名の生徒の皆さんが2名の引率の先生方とともにオフィスに来社されました。今回はその様子を広報担当の岡本がレポートします。
松山南高校は文部科学省から6期連続して「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定を受けて研究実践に取り組んでいます。当社と松山南高等学校は2018年に内閣府が主催する「地方創生☆政策アイデアコンテスト」でTrue Data賞を授賞して以来、さまざまな交流が続いています。今回は昨年に続き、夏休みを使った1泊2日研修の最後のプログラムとして、当社でデータマーケティングのワークショップを体験していただきました。
猛暑の中、制服姿の皆さんがはつらつとした笑顔であらわれたことで、オフィスの会議室が一気に高校の教室のようなエネルギッシュな雰囲気に! 活気がみなぎるなかで講師を務めたのは事業企画グループ長 外山敬晃。外山は当社でさまざまな企業や、地域自治体・教育機関のデータ活用を支援しています。ワークショップの冒頭で、データを活用するには人間の知恵が重要であることや、データを見る際の着目点などを説明しました。その間、生徒の皆さんが説明にうなずいたり、真剣な面持ちでメモを取ったりと熱心に聞き入っている姿がとても印象的でした。
グループワークの前には、肩慣らし(?)として購買データをもとに商品ランキングに関するクイズを実施。生徒の皆さんは、クイズの回答を求めグループ内で活発に意見を交わしていました。
その後のグループワークでは当社が無料で公開する購買データサイト「ウレコン」(https://urecon.jp/)を使用して、5名一組のグループごとに気になる商品のデータから見えてきたことを発表しました。最初は静かにパソコンやスマートフォンでウレコンの画面をチェックしていた生徒の皆さんでしたが、時間が経つにつれグループ全員で立ち上がって意見を交換したり、パソコンの画面を複数人でのぞき込んだりしながら「この商品のリピート率は…」「買われている時間帯が…」「九州でのランキングは…」など議論に熱が入ってきました。気のせいか、会議室の室温も上がってきたように感じられます。
生徒の皆さんが気になる商品として発表で取り上げたのは、カップ焼きそば・カップ麺、UVケア商品、スポーツドリンクなど。グループごとに資料を投影しながら、データから気づいたことを発表していただきました。25分間で「ウレコン」データを読み解き、発表資料をまとめるスピード感は、まさにデジタルネイティブ世代!講師の外山は、意外なカテゴリナンバー1商品の発表や、購入者の購買行動の分析など、皆さんの洞察力の鋭さに驚いた様子で、笑顔を浮かべながら発表を聞いていました。
最後は、生徒代表の方からワークショップのお礼のお言葉をいただきました。データ分析にとても興味を持っていただけたことが伝わる心のこもった感謝の言葉に、聞いていた私も思わず感動してしまいました。
参加していただいた生徒の皆さん、引率の先生、暑いなかオフィスにお越しくださり本当にありがとうございました!今回のワークショップが夏休みのいい思い出のひとつになってくれると嬉しいです。
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