高校生が購買データに触れてみた!
松山南高校でワークショップ開催

こんにちは。True Data広報の西口です。ようやく関東も梅雨明けし、夏空が広がっていますね。今回は、ひと足先に梅雨明けしていた愛媛県の松山南高等学校で、先週7月25日(木)に実施したワークショップ「購買データに触れてみよう」についてレポートします。

同校は昨年、内閣府で開催した「地方創生☆政策アイデアコンテスト2018」でTrue Data賞を受賞した学校。このコンテストを機に、先生や生徒さんがTrue Dataをたずねてくださったり、メールでご連絡をいただいたり、交流が続いています。

このようなご縁で、今回、松山南高校でワークショップを開催することになりましたが、実は当社、大学での講義経験は豊富なものの、高校生を対象に実施するのは初めて。「興味を持ってもらえるだろうか…」「寝られちゃったらどうしよう…」講師を務めるデータアナリストの烏谷・宮岡コンビも今回ばかりはちょっとドキドキでした。

さて学校に到着!校門が懐かしく、思わずスマホで撮影する私たち。(間違えて裏門を撮ってしまったのですが…)

校内にはワークショップのポスターが掲示されていました(左の黄色いポスターです)。

かっこいいポスターを作っていただき感謝です。

20分ほど前に会場の教室に到着すると、すでに10人以上の生徒さんが着席していました。続々と集まってくる生徒さんたちに、先生が次々とワークショップで使うiPadを渡していきます。夏休み中にもかかわらず、最終的には1年生~3年生まで60名近くが集まりました。いよいよワークショップのスタートです!

True Dataデータアナリスト 烏谷正彦・宮岡麻耶

ランキングクイズにチャレンジ

「さて、1位のチョコレートは何でしょうか!?」―――全国規模のデータでどのようなことがわかるのか体験していただくために、まず「世代別ランキングクイズ」にチャレンジしていただきました。手を挙げて次々に発言し てくれる生徒 さんたち。

続いて、グループワークの時間です。気になる商品の購買データを、当社の無料ツール「ウレコン」を使ってチェックし、気づいたことをディスカッションします。

取り上げる商品は、アイスの「あずきバー」「チョコモナカジャンボ」から、口臭ケアの「噛むブレスケア」、「絆創膏」まで各グループさまざま。シェアの推移や、購買者の年齢層、購入時間の違いなど、いろいろな角度でデータを見て、購入者像を考え、最後にグループ発表していただきました。

高校生データマーケター、誕生!

生徒さんたちは「『ブレスケア』は夕飯前の時間に売れている。デートの前に買うのではないか?」、「歯ブラシは買い物のついでにお母さんが買っているのでは?」と、データから購入者の具体的な生活シーンを想像していました。漠然と自分たちが思っていたことが数値で証明されたり、意外な発見があったりと、楽しくデータマーケティングの入り口を体験していただけたようです。

生徒さんから感想をお聞きしてみると…

「実際にデータを見てみると、自分が思っていたことと違っていた。もっとデータを活用してより良い生活になればいいな、と思った」

「自分が知らない商品でもすごく売れていたり、同じ種類の商品でも購入者男女比が違ったり。そういうことを知らないと売れないんだな、と思った。」

たった2時間という短い時間で、自分たちの力でここまでの気づきを得る高校生たちに、私たちは感心しきりでした。

最後には「どういう経緯でこの仕事につくようになったのですか?」というリアルな質問も。もちろんデータアナリストが真剣にお答えしました。皆さん、ぜひ、データマーケター、データサイエンティストを目指してください!!データ業界が皆さんを待っています!

夏休み中にもかかわらず、ワークショップに参加してくださった松山南高校の皆さん、そしてワークショップ開催にあたりご協力くださった先生方、本当にありがとうございました!皆さまのご活躍を心よりお祈りしています。

※このワークショップの様子は松山南高等学校のホームページでもご紹介いただきました。