ECデータを提供するグローバル企業プロフィテロとの連携を推進

6月4日(月)、グローバルに事業を展開するECデータ分析企業の英プロフィテロ社CEO ヴォル・ピグルーク氏が来日し、True Dataオフィスで当社執行役員の越尾由紀と対談しました。日本市場においてプロフィテロ社のサービスの販売権を有するのは、当社と資本業務提携するニールセンカンパニー。同社のアレンジにより、今回の対談が実現しました。日本市場におけるオムニチャネル最適化を見据え、購買者行動データの活用について意見交換しました。

プロフィテロ社CEO ヴォル・ピグルーク氏

プロフィテロ社は、ECチャネル上から多様な商品の「価格」・「在庫状況」・「口コミ」といった情報をクローリング(※)によって取得し、モニタリングツールを通してFMCG(日用消費財)メーカーや流通事業者に提供しています。各FMCGメーカーや流通事業者は、Amazonにおける自社EC売上データと連動させてモニタリングすることで、最適な価格戦略・棚割り戦略の立案や、在庫管理の効率化等によるROIの最大化を実現することができます。
(※)クローリング:ロボット型検索エンジンにおいて、プログラムがWebサイトを自動的に巡回し、Webページの情報を収集すること

Amazonでの売行動向を把握することのニーズは近年国内外でますます高まってきているため、ニールセンとプロフィテロはこのニーズに応えていきたいと考えています。

ニールセン社と一緒に熱いディスカッションが行われました

ECデータを扱うプロフィテロとリアル店舗のデータを扱うTrue Data。対談ではそれぞれの事業について理解を深めるとともに、データを使ってどのようにクライアントに貢献することができるか様々なアイデアを出し合い、活発に意見交換しました。

<True Data執行役員 越尾由紀のコメント>

グローバルと比較して、日本市場においてはまだまだEC市場の拡大余地は大きいといえます。今後は生活者のライフスタイルや嗜好性の多様化により、リアルとオンラインの融合はますます進んでいくでしょう。今後、中長期的なスパンで生活者のデータを両サイドから掛け合わせて見える化し、購買行動における新たなニーズを発掘していくことは、興味深い取り組みだと感じました。