昨年11月から始まった早稲田大学 政治経済学部のゼミ(プレ経済学演習 片山宗親准教授)の参加学生が、当社の購買データ分析ツール「Dolphin Eye」を実際に使用し、ID-POSデータから社会の動きを考察するプロジェクトの最終発表会が2月6日に開催されました。
参加学生は3人でひとつのグループとなり、ID-POSデータから見えてきた世の中の動きをそれぞれに発表していきました。
各チームのプレゼンテーション風景
市場の価格動向を踏まえた売上の影響を考察するチームや、企業のマーケティング戦略の示唆を行うチームなど、いろいろな角度から購買データを考察していました。
『True Data賞』は「ふりかけと季節の関連性」チームに
地域ごとの売上データの比較、企業キャンペーンとの関連や、購入者の年代を見ていく等、様々な角度からデータを分析した「ふりかけと季節の関連性」チームに『True Data賞』が授与されました。
片山宗親准教授は「もうちょっと分析の範囲を広げたり、データのサンプル期間を伸ばせば、十分に論文になりそうなネタが多く、私自身もポジティブなサプライズが多かったです。」と話されていました。
(当社参加者のコメント)マーケティング的な視点からの分析に加え、マクロ経済学のゼミならではの視点も織り交ぜられており「なるほど、経済学と購買データ分析をこう結びつけるのか!」と、こちらも大変勉強になりました。
普段、当社とお付き合いのある小売様やメーカー様と今回のような学生の皆さんとコラボして、協同研究会のようなことができたら面白いシナジーが生まれるかもしれないと強く感じた発表会でした。
片山准教授、参加してくださった学生の皆さん、本当にありがとうございました。