流通用語:上澄み吸収価格政策

上澄み吸収価格政策

価格戦略のひとつ。新製品の発売に際し、初期の価格を比較的高めに設定し、高額所得層など、価格にあまりこだわらない購買層をまずつかむことによって、市場への浸透をはかる価格戦略である。市場の需要構造全体から見れば、これらの層は上位階層に当たることから、需要の上澄み吸収価格政策と呼ばれる。