1. 標本設計
標本調査【sampling survey、sample survey】
母集団を構成する単位のなかから一部分を無作為抽出して、それを調査対象(respondent)として調査を行ない、その結果にもとづいて母集団を推定する方法である。市場調査において、客観性のある定量情報を得ようとする場合は、ほとんどこの方法によっている。確率論によってデータの精度が保証されるからである。抽出対象はまとめて標本(sample)と呼ばれ、抽出数は(sample size)、抽出率は(sampling ratio)または(sampling fraction)である。