2. 調査設計および実査
回収率【response rate】
面接法、電話法、郵送法などで、はじめに抽出選定した対象者数に対する有効回収票(Complete questionnaire)の割合。ただし、調査不能の対象者のうち、「転居」「住所不明」はリストの不備ということで分母の対象者数から除いて計算することもある。回収率の高さで実査作業の努力および調査結果の代表性が評価される。ただし、調査対象の種類で回収率が異なり、面接法では主婦の回収率は比較的高く、家族員個人の回収率は低い。
なお、調査不能に対して代替サンプル(replacement sample)を認める場合は回収率が計算できない。