データ・クリーニング【cleaning of data】
調査によって得られた個々のデータを(raw data)というが、これを集計に先立って誤りのない完全なものとすることをクリーニングと呼び、その方法はつぎのようである。①まず回収された調査票について人手によって誤りや記入もれを検査する。これを審査(checking, editing)という。発見された誤りは机上で修正するかまたは現地にもどって再調査する。②つぎに審査によってもれた誤りをコンピュータでチェックして、調査票番号、誤りの個所、誤りの種類をエラーリストとして打出し、そのあとで各エラーを逐一修正する。