流通用語:代替購入

代替購入

成熟市場に達した消費社会での購買行動特性のひとつ。すでに多くの商品分野でその普及度が高くなっているため市場で発生する需要の中心は買替えのための代替購入となる。乗用車購入者の8割以上は代替購入者であり、住宅・テレビ・冷蔵庫などの耐久消費財、家具、スポーツ用品でも似通ったものである。代替購入が中心となった市場では、商品計画を始めあらゆるマーケティング活動を再編成する必要がある。