フォーカスグループインタビュー調査
集団面接法と呼ばれる定性調査の代表的な手法で、グループインタビューと同義。具体的な実施方法としては、比較的同質な人々を5~8人程度集め、司会者(モデレーター)の進行に従ってある特定のテーマについて見解を出すように、自由に議論してもらう。この調査は、被験者の生の声を聞くことができ、さらに、依頼主がインタビュー会場をモニタリングできるため、実施中に浮かんでくる問題点・疑問点をその場で確認できるなどのメリットがある。一方、調査対象者の傾向と司会者の力量に大きく左右されるため、それぞれの選定に当たっては、十分に配慮しなければならない。また最近は、個人情報との兼ね合いもあるので注意が必要である。