流通用語:観察調査

観察調査

調査対象者に質問をするのではなく、行動や反応を出来る限り客観的に観察することによって必要な情報を記録する方法。例えば、自店や競合店舗内の販促状況を観察する「店内観察調査法」、自店の顧客を装って実施する「ミステリーショッパー」、交通計画や商業施設建設の為の「交通量観測調査」、店内で客の購入商品を見せてもらい、購入アイテム、ブランド名、サイズ、数量などを計測する「パントリーチェック」などがある。この調査は事実の観察のため、質問紙による調査に比べデータの正確性が確保できるというメリットがあるものの、各々の嗜好や態度により必要な情報が得られるとは限らないデメリットもある。