回帰分析【regression analysis】
世帯の所得Xとある商品購入量Yがあるとき、所得によって購入量が変化するという原因・結果の関係を想定して、両者の関係を分析することをいう。この関係を「YのXに対する回帰」という。なお、相関分析でも両者の関係を分析するが、どちらが原因でどちらが結果がは問わない点が回帰分析と異なる。回帰関係を式で表わしたものを回帰式(regress equation)という。式の形は一次式Y=a+bXがもっとも簡単でよく用いられる。この式を用いて、例えば、ある所得Xの世帯の商品購入量の平均値Yを推定することができる。