近ごろ、ビジネスパーソンのコーチングが話題です。人的資本経営の観点からも注目される取り組みですが、True Dataでは、実は5年前からリーダー層がプロのコーチングを1on1で受けられる仕組みがあり、現在も多くのリーダーたちが活用しています。
コーチングを含む人材育成プログラムのことを社内では「True Data Leadership Journey」(略称TDL!)と呼んでいます。仕事も人生の一部、そして人生は旅――「一人ひとりのキャリアに伴走することで幸せな人生を実現して欲しい!」と、社長の米倉が名付けました。米倉直筆のグラレコがこちら。
今回のブログでは、このプログラムの一環として、上のイラストの真ん中最上段にある「めちゃくちゃ多様なチームをひっぱる人になること」を目的に企画された、集合研修の様子をお届けします。コーチのリードで米国ギャラップ社の開発した才能診断ツール「クリフトン・ストレングス」を使い、自分と仲間の強み知る、約4時間のセッションです。2日間に分けて約30名のリーダー・次世代リーダーが集まりました。
自分と仲間の資質を知るセッションとは
普段はリモートワーク中心のTrue Dataですが、この日は参加者がオフィスに集まりました。集合研修をリードしてくださるのは、株式会社インター・ビュー 代表取締役の黒木 潤子さん。ICF(国際コーチング連盟)認定コーチなど様々な資格をお持ちのエグゼクティブコーチで、まさにコーチングの第一人者です。当社のアドバイザリー・ボードに就任いただき、社長をはじめ当社のリーダーに伴走いただいています。
今回の集合研修にあたり、参加者は事前に、「クリフトン・ストレングス」を受け、34ある資質のなかから、自分の強みとなる資質TOP5の情報を持ち寄りました。
目標の達成に向けて自分の資質をどう使う?
研修のゴールはこの4つです。
- 自分の強みを活かすアプローチが言語化できている
- 仲間の強み、多様性に気づき、協働への扉を開く
- 自信の資質(強みや盲点)を再発見して仕事や人生に活かしたり、自分らしいリーダーシップの進化に繋げる
- 自分のゴール(今後の目標、やりたいこと、ありたい姿)に向かって小さな第一歩がみえている
黒木さんにリードしていただきながら、仲間との対話やワークを通してお互いの資質やエピソードをシェアします。途中、メンバーをシャッフルしながらお互いの理解を深めていきました。はじめは戸惑いも見せていた参加者たちも、「Aさんには私にない『学習欲』という資質がある。知的ですてき!」、「『アレンジ』の資質がトップのBさんは、まさにプロマネにぴったりだね!」と、新たな発見を楽しんでいました。
参加者からは次のような感想が寄せられました。
- 自分自身を知るのは難しいが、ストレングスの資質を使い文字で捉えることで、認識しやすくなった
- 資質はうまく使って初めて強みとして活かされると知りました。今後の行動や考え方を意識的に変化させることができそう!
- 仲間の資質を理解したことで、コミュニケーションが取りやすくなりました
- 組織力を高めていくためのディスカッションができた
- 自分にないものを仲間が持っていることを認識した。もっと仲間を頼っていきたい!
「資質を自分のために使うのは未成熟な使い方。成熟した使い方とは、他者やチーム、組織、社会のために使うこと」と学んだ参加者たちは、めざす目標に向けて誰と、どんな風に協働するのが良いのか、それぞれに思いを巡らせていたようでした。
コーチの黒木さんから次のようなコメントをいただきました。
株式会社インター・ビュー 代表取締役 黒木潤子さんのコメント
この時代、人の集合体において、個々人が強みを伸びやかに発揮できている組織ほど成功率が高い。そのための土壌として、今回はクリフトン・ストレングスという素敵な道具を2回に分けてお届けしました。
資質は磨いてこそ本当の「強み」となります。組織の中で個々が本来持つ力を発揮し、相互理解によって真に協働できるようになれば、さらに強い集合体になるでしょう。そして何より、仕事に限らず、一人ひとりの唯一無二の人生がさらに幸せに豊かになっていくことでしょう。
True Dataは「人的資本投資」という言葉が一般的になる前から「人の可能性を最大限引き出す」「リーダーシップの進化の旅路を長期的視野でサポートする」ことに経営側がコミットされていて、会社という船の運行が順調な時も、逆風の時も、変わらずプログラムは実施され毎年進化しています。普段私は経営層対象のエグゼクティブコーチですが、True Dataではマネージャー職以上のフリンジベネフィットとして手を挙げた方には全員コーチングセッションをさせていただいています。この5年間でも、中堅層の成長の目覚ましいこと!アドバイザリー・ボードというお役目もいただき、今後も社外の応援団として旅路を伴走して参ります。
黒木さん、終始あたたかく寄り添い、時には切れ味鋭くセッションをリードいただきありがとうございました!
最後に参加者と黒木さんで記念撮影をしました!
True Dataはこれからも、さまざまな人材育成プログラムを通して、メンバー個人の成長と会社の成長を促進してまいります。
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