- プレスリリース
マスク生活で注目！アイメイク・ヘア関連商品の売り上げが伸長
~ドラッグストア、食品スーパーマーケット 2021年12月の伸び率TOP20カテゴリを発表 ~
株式会社True Data（トゥルーデータ／本社：東京都港区、代表取締役社長：米倉 裕之) は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2021年12月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。ドラッグストアでは、アイメイクのカテゴリ「アイブロウ」、「マスカラ」、「アイライナー」や、ヘアケアのカテゴリ「ブロー・スタイリング剤」、「ヘアトリートメント・パック」の売り上げが前年同月に比べ伸長しました。12月前半は、全国の新型コロナ新規感染者数が100人台までで抑えられていた為、外出の機会が増え、マスク生活で注目されるアイメイクや、ヘア関連商品の売り上げが増加したと考えられます。
2021年12月のポイント
- ●ドラッグストアでは、TOP20内に３つのアイメイクのカテゴリがランクインしました。「アイブロウ」が前年同月比13.2％増、「マスカラ」は同8.7％増、「アイライナー」は同4.1％増と、売り上げを伸ばしました。 ヘアスタイルを整える「ブロー・スタイリング剤」も伸長し、前年同月比11.3％増、「ヘアトリートメント・パック」が同2.8％増でした。新型コロナの新規感染者数が落ち着いた12月は、前年と比べ外出する機会が増えたためか、アイメイクや、ヘアスタイル関連商品の売上が伸びました。
- ●食品スーパーマーケットで12月に最も売り上げを伸ばしたのは「ベビーフード」（ベビー用の飲料を含む）で、前年同月比18.4％増でした。外出先で子どもに与えやすい「ベビーフード」の売り上げが伸びた背景には、帰省や、旅行をした人が昨年に比べ多かったことによる影響が考えられます。
- ●食品スーパーマーケットで「サラダ油・天ぷら油」の売り上げが前年同月に比べ18.1％増、「マヨネーズ」が同11.2％増でした。食品会社各社は2021年12月に相次いで2022年2月以降の「サラダ油・天ぷら油」、「マヨネーズ」などの値上げを発表しました。この発表による駆け込み需要の可能性も考えられます。
- ●忘年会シーズンの12月も、家飲み需要は継続していました。「ビール」の売り上げが食品スーパーマーケットでは前年同月に比べ8.3％増加、ドラッグストアでは同7.8％増加しました。「スピリッツ」もドラッグストアで同3.3％増加しました。
〈2021年12月の集計データについて〉
・数値…小数点以下第二位を四捨五入
・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・データ抽出日…2022年1月17日
・全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません
データ出典：True Data
※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです
■ 「新型コロナウイルスで変化した購買行動分析レポート」について
当社は日用消費財メーカー企業を対象に、月次レポート「新型コロナウイルスで変化した購買行動分析レポート」を提供しています。レポートでは、ドラッグストア・スーパーマーケットの購買金額、カテゴリ別などのデータを掲載し、新型コロナウイルスの流行による消費の変化をまとめています。
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