- プレスリリース
今年の「すき焼き前線」、「カイロ前線」はいつ?冬に売り上げが伸びる4商品の「商品前線」を発表
~気象データ×購買データで売れ始めを予測~
ビッグデータマーケティングの株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之、以下True Data)は、「すき焼き」、「のど飴」、「リップクリーム」、「カイロ」が売れ始めるタイミングを示す「商品前線」を発表します。「商品前線」は、過去の気象データと購買データに気象予報を掛け合わせ、食品、日用品など季節商品の売れ始めや、売り上げのピーク時期、下降に転じる時期を予測し地図上に示す、主にメーカー・小売業向けのサービスです。季節商品の売れ始めるタイミングを見極めることで、チャンスロスを防ぎ、効果的な売り場づくりや販売促進に活用していただけます。
True Dataは、購買ビッグデータと様々な情報を掛け合わせたソリューションを提供することで、企業・団体・地域のデータマーケティングに貢献してまいります。
■2021年の「すき焼き前線」 (売れ始め期)
<すき焼き前線>
・「すき焼きのたれ」の購買データをもとに作成
・「すき焼きのたれ」は、当社カテゴリによる「その他のたれ」に属し、商品名に「すきやき」または「すき焼き」が含まれる商品を抽出
「すき焼き前線」(売れ始め期)の解説
今年の9月は全国的に残暑が予想されているため「すき焼き前線」到達は、例年よりは遅いものの、前年よりはやや早くなると予想されます。北海道から関東周辺エリアにかけては、お盆休みが明け、秋の気配を感じられるようになる8月中旬から「すき焼き」需要の伸びが始まります。「すき焼き前線」は寒くなるにつれて南下し、九州地方は9月中旬に到達します。(True Data 流通気象コンサルタント・気象予報士 常盤勝美)
■2021年の「のど飴前線」(売れ始め期)
<のど飴前線>
当社カテゴリ「キャンディ・キャラメル」に属し、商品名に「のど」が含まれる商品の購買データをもとに作成
「のど飴前線」(売れ始め期)の解説
北海道から関東周辺エリアにかけては、お盆休みが明け秋の気配を感じる8月中旬に「のど飴」需要の伸びが始まり、「のど飴前線」は西に進みます。猛烈な残暑だった昨年に比べると、「のど飴前線」が南下する速度は速いものの、今年も9月は全国的に残暑が予想されているため例年よりは遅めに到達します。瀬戸内海に面した近畿の一部地域では、その周辺に比べさらに遅れ、9月下旬頃になると予想されます。(True Data 流通気象コンサルタント・気象予報士 常盤勝美)
■2021年の「リップクリーム前線」(売れ始め期)
<リップクリーム前線>
当社カテゴリによる「リップクリーム」の購買データをもとに作成
「リップクリーム前線」(売れ始め期)の解説
日本海側は太平洋側のエリアに比べて、「リップクリーム前線」の到達がやや早くなる傾向が見られます。豪雪地帯が多くある日本海側は冬の寒さ対策を早く始める傾向があるのかもしれません。関東以西の太平洋側では、「リップクリーム前線」の到達は例年と比べやや遅れ、9月中旬を予想しています。(True Data 流通気象コンサルタント・気象予報士 常盤勝美)
■2021年の「カイロ前線」(売れ始め期)
<カイロ前線>
当社カテゴリによる「使い捨てカイロ」の購買データをもとに作成
「カイロ前線」(売れ始め期)の解説
「カイロ前線」は「すき焼き」、「のど飴」、「リップクリーム」と比べ前線が南下する時期が遅く、本格的な寒さを感じてから需要が伸び始めます。今年の9、10月は全国的に高温傾向が続く予想のため、「カイロ前線」の到達は例年よりやや遅くなる見込みです。北海道では9月上旬、北東北では9月中旬、それ以外のエリアでは太平洋側より日本海側のエリアのほうが前線の到達時期がやや早いと予測されます。(True Data 流通気象コンサルタント・気象予報士 常盤勝美)
購買データ集計期間
・「すき焼き」、「のど飴」は食品スーパーマーケット (データ集計期間 2019年6月3日~2021年5月30日)
・「リップクリーム」、「カイロ」はドラッグストア(データ集計期間 2018年6月4日~2021年5月30日)
*データ抽出日:2021年7月8日
データ出典:True Data
※ご利用にあたっての注意事項
長期予報の内容にもとづいて「商品前線」を作成しています。実際の天候が予報と大きく乖離し、発表した前線とは異なる場合があります。また、気象以外の大きな要因による販売動向の影響は含まれていません。
商品前線とは
「商品前線」は、過去の気象データと購買データに気象予報を掛け合わせ、季節商品が売れ始める時期、売上のピーク時期、下降に転じる時期を地図上に示す予測サービスです。購買データは、ドラッグストア、スーパーマーケットにおける、日本最大級6,000万人規模の購買データを統計化して利用し、過去3年分の気象データと、気象庁が発表する3か月予報を掛け合わせて、True Dataの流通気象コンサルタント監修のもとレポートを作成します。食品、日用品について、カテゴリ単位からブランド単位まで、ニーズに合わせた「商品前線」を提供しています。
商品前線サービス概要:https://www.truedata.co.jp/news/release20200213
※当社のデータについて
株式会社True Dataが設計、運用する、全国のドラッグストア、スーパーマーケットなどの消費者購買情報を統計化した標準データベース。全国延べ6,000万人規模の購買情報から構成され、性別、年代情報をカバーしています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません。