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〈ドラッグストア2019年2月のインバウンド消費調査〉
2月の売上個数トップは早くも「日焼け止め」
~インバウンド購買単価は、はじめて国内消費の約10倍に~

データマーケティングの株式会社True Data (トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之) は、全国ドラッグストアのPOSデータによる2019年2月のインバウンド消費動向調査を発表します。当月のドラッグストアのインバウンド消費は、1店舗あたりの購買件数が前年同月比で13.1%減少しました。1レシート当たりの購買単価は、11か月ぶりに16,000円を上回る16,428円に上昇し、国内消費の購買単価(1,631円)との比較では、当社が調査を始めてから過去最高の10.1倍を記録しました。

当月の売上個数ランキングでは「日焼け止め」が早くも1位となりました。「資生堂 アネッサ パーフェクトUV」シリーズの3商品を含め合計4つの「日焼け止め」がランクインしています。以前から訪日外国人に人気が高かった「日焼け止め」商品は、今年さらに関心が高まっているようです。本格的な夏シーズンに向け、単価の高い「日焼け止め」商品が売上を伸ばすことで、購買単価が上昇し、インバウンド消費の活性化につなげることができるのか、今後の動向が注目されます。

 

■資生堂の日焼け止め「アネッサ」の3商品がランクイン

資生堂の「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク 60ml」が前月の17位から1位に大躍進。アネッサ シリーズからは21位と29位にもスプレータイプとジェルタイプがランクインし、合計3商品がトップ30入りしました。

前年「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク 60ml」が1位になったのは3月でしたが、今年はひと月早く1位を獲得しました。アネッサ シリーズは、汗・水にふれると、UVブロック膜が強くなる機能が話題の商品です。中国のビーチリゾートブーム、好まれる金色のパッケージ、ブランド認知度が高い資生堂商品と、訪日中国人に好まれる要素のそろった商品であることが人気の要因と考えられます。

■〈全国〉2019年2月インバウンド消費売上個数ランキングTOP30

〈当調査におけるインバウンド消費の定義〉
全国のドラッグストアにおける店舗情報をベースに、「銀聯カードが利用可能」「外国人観光客が多く集まる観光エリア」など複数の条件から「インバウンド店舗」を設計しています。その「インバウンド店舗」の購買情報をもとに、「1レシートあたりの購入金額が5,000円以上(免税対象)」の購入といった条件によってインバウンド消費を特定し、分析を実施しています。

〈インバウンド消費 実売動向レポートについて〉
データマーケティングの株式会社True Dataが毎月月末に発行しているレポート。2016年5月に発売がスタートしました。2019年2月のデータを掲載した「インバウンド消費 実売動向レポート <ドラッグストア> vol.35」は、下記ホームページより、レポートの一部を無料でダウンロードいただけます。

https://www.truedata.co.jp/inbound/
価格:年間購読版 月額83,000円(税別)

<報道関係者様からのお問合せ先>
株式会社True Data  〒105-0012東京都港区芝大門1-10-11芝大門センタービル4階
広報課:西口・岡本 TEL:03-6430-0721/E-mail:pr@truedata.co.jp