- プレスリリース
〈ドラッグストア2017年1月のインバウンド消費調査〉 調査開始以来初、お菓子がランキング1位に
~消費傾向は「爆買い」から「観光客消費」へ~
購買ビッグデータ分析のカスタマー・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之)は、ドラッグストアにおけるインバウンド消費※動向をお知らせします。2017年1月の売上個数ランキングの第1位は「コロロ マスカット 40g」でした。お菓子カテゴリの商品が1位になるのは、当社がインバウンド消費の発表を開始した2016年4月以降で初めてです。これまで上位の定番だった医薬品、化粧品に加え、お菓子の存在感が増していることは、「爆買い」から「観光客消費」へ変化していることの表れと考えられます。インバウンド消費の購入件数は前年同月比約2%増加、1レシートあたりの購買単価は14,487円で前年同月比約2%の減少でした。
■第1位は「コロロ マスカット」、4位に「コロロ グレープ」
個数ランキングで第1位の「コロロ マスカット 40g」は、当社のインバウンド消費調査において、3ヶ月前(2016年10月)と比べて約2倍の売上でした。「コロロ」はグレープ味も4位にランクインしており、インバウンド消費における人気の高さがうかがえます。お菓子カテゴリの商品は当月、ランキング30位以内に11商品がランクインしており、5商品がランクインした9月以降、増加傾向が続いています。お菓子以外では2位の「DHC 薬用リップクリーム」、3位の目薬「サンテFX ネオ」の人気が根強く、2016年4月以降、常にベスト5にランクインし続けています。
※インバウンド消費の定義
全国のドラッグストアにおける店舗情報をベースに、「銀聯カードが利用可能」「外国人観光客が多く集まる観光エリア」など複数の条件から「インバウンド店舗」を設計しています。その「インバウンド店舗」の購買情報をもとに、「1レシートあたりの購入金額が5,000円以上(免税対象)」の購入といった条件によってインバウンド消費を特定し、分析を実施しています。
【インバウンド消費 実売動向レポートについて】
購買ビッグデータ分析のカスタマー・コミュニケーションズ株式会社と、インフォグラフィックを制作する株式会社カーツメディアワークス(本社:東京都渋谷区、 代表取締役社長:村上 崇)が毎月25日に発行しているレポート。2016年5月に発売がスタートしました。2017年2月27日(月)に、最新版の「2017年1月 インバウンド消費 実売動向レポート <ドラッグストア> vol.10」を発売します。下記ホームページより、レポートの一部を無料でダウンロードいただけます。
https://www.truedata.co.jp/inbound/