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市場における店頭販売情報を提供する新会員サービス「ウレコン」を開始
カスタマー・コミュニケーションズとデジタルガレージが協業
市場における店頭販売情報を提供する新会員サービス「ウレコン」を開始
〜ID-POSデータを活用し小売り、メーカー企業のマーケティングを支援〜
購買行動データを用いたマーケティングプラットフォームを運営するカスタマー・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之、以下CCL)と株式会社デジタルガレージ(東証JASDAQ 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役グループCEO:林 郁、以下DG)は協業し、ID-POS※1を活用した店頭売れ筋情報を提供するウェブサービス「ウレコン」を2015年4月20日から開始します。
「ウレコン」は「リアルマーケットでの売れ筋を測るコンパス」というテーマのもと、流通サービス、消費財、食料品を手掛ける企業をターゲットに、手軽にマーケティング活動に利用できるツールを目指し生まれたサービスです。スーパー、ドラッグストアなどの市場における消費財、日用品、食品の店頭価格動向や売れ行きについて、単一商品だけでなく同カテゴリの類似商品を含めて分かりやすく可視化します。これによって、本サービスの利用者は、調べたい商品へのリアル店頭における購買客の消費動向について、地域、性別、年齢などの属性に加え、消費金額、時間帯、リピート率といった切り口から一目で把握することができます。アカウント発行による登録制となっており、2015年6月まではお試し期間として全機能を無料で提供していきます。
これまでの価格トレンド情報提供サービスは、ECなどオンライン販売データをベースとするものが中心でした。今回開始した「ウレコン」は、CCLが持つベンチマークデータベース※2を活かし、業界初となるリアル店舗における価格、購買動向情報を提供する画期的なものです。また、DGはデジタルマーケティング領域において、これまで多くの会員保有企業に対して利用の活性化、収益化を目的とした様々なソリューションを提案してきました。今後は、両社それぞれの強みを活かし、リアル店舗における商品価格トレンドの可視化をさらに推進すると共に、店頭と消費者をより近づけるビジネスモデルの構築に協力し、商品開発や販売戦略に有益な情報を提供することで、クライアント企業のマーケティング活動を支援していきます。
「ウレコン」サービスサイト(2015年4月20日から公開):http://urecon.jp/
【CCLについて】
カスタマー・コミュニケーションズ株式会社は2000年に設立し、ID-POSを用いた購買行動データの活用支援やコンサルティングを小売向けに展開する一方、市場インデックスデータを作成・分析して消費財メーカーに提供するプラットフォームを構築しています。ドラッグストア・食品スーパー会員の国内最大規模となるデータベースを有し、これをもとにCCLが提供する分析システムは大手小売業、消費財メーカーを中心に多数の導入実績があり、高い評価を得ています。2014年5月より株式会社産業革新機構および株式会社プラネットを主要株主とする新しい資本体制になり、ビッグデータを活用することで、日本企業におけるマーケティングの裾野の拡大に貢献することを目指しています。
ホームページ:https://www.truedata.co.jp/
【DGについて】
株式会社デジタルガレージはインターネットサービスにおける投資・育成支援事業、マーケティング事業、グローバルオンライン決済事業の三つの事業に注力しています。1995年の設立以来、ポータルサイト、eコマース、インターネット広告代理事業、モバイルコミュニケーション事業、ブログやSNSなど、常にインターネットにおける最新技術をビジネスとして展開しています。
ホームページ:http://www.garage.co.jp/ja/
※1 ID-POS:顧客のIDに基づいたPOS(販売時点管理)のこと。従来のPOSは「何が、いつ、どこで、いくつ、いくらで売れたか」という商品の動きを見るのに対して、ID-POSは「誰が、何を、いつ、どこで、いくつ、いくらで買ったか」、さらに「リピート状況はどうなっているか、一緒に何を買っているか、次に何を買うように変わったか」という消費者の動向を見る。
※2 「ウレコン」で活用するデータベース:CCLが構築、運用する購買行動全国パネルデータ「TRUE DATA」を使用。全国のドラッグストア、食品スーパー合わせて約850万人の購買履歴と購買者属性情報を市場インデックスデータとして加工している。
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